ムーンケーキフェスティバルって聞いたことありますか?
直訳すると、「月餅のお祭り」。
中華系の方々は、中秋節になると月餅を送り合い、皆んなで一緒に分け合って食べる習慣があります。
日本では十五夜として知られていますね。
2019年は9月13日が中秋節になります。
マレーシアでの祝い方
毎年この時期になるとショッピングモールやスーパーマーケットでは特設会場を設けて、月餅が色とりどりに並べられて販売されます。
もちろん、家で手作りされる方もいらっしゃいます。
この月餅を親戚や友人、職場仲間で送り合い、一緒に頂くことで親交を深めるといった祝い方です。
昔は、子どもたちが大人と一緒に提灯を下げて、夜道を練り歩き、月を愛でる習慣があったようですが、今は危ないので街中では滅多に見ることはありません。
田舎では、たまにそういった光景を目にすることができます。
月餅とはどんなお菓子?
月餅はお月様に見立てているので、丸い形をしているものがほとんどです。
それを家族で頂くことで、一家団欒を願うのです。
外側は、小麦粉の皮で、中身は小豆餡や蓮子餡にクルミやゴマ、ナツメヤシなどを練りこんだものが入っています。
こちらで売られている一般的な大きさは直径7~8cmですが、中には20cm以上もある巨大サイズもあります。
また、あんこの中にさらにアヒルの卵の黄身の塩漬けが真ん中に入っているものが代表的ですが、結構ネッチョリと癖のある濃厚な味でマレーシア人でも好き嫌いは大きく別れます。
値段は一個で大体15リンギット前後(400円前後)です。
中身によっては20リンギット以上するものもあります。
今年の注目はタピオカミルクティー味!
毎年、各社が様々な趣向を凝らした月餅を販売します。
若い方の間で人気なのは、ティラミス味やグリーンティ味など洋菓子のような味わいのものです。
スターバックスのティラミス味もなかなか人気があります。
私が好きなのは、CASAHANA(華月堂)のもの。
ここは月餅の味も美味しいですが、毎年パッケージがおしゃれで可愛らしいのです。
CASAHANAの今年の新作は、タピオカミルクティー味。
ミルクティーが練り込まれた外側の皮には、ウサギとタピオカミルクティーの可愛いデザインがあり、パッと目を引きます。
中を切ってみると、黒糖のタレとタピオカがトロッと出てきます。
正直タピオカはほとんど感じられませんでしたが(多分溶けてしまっている)、黒糖の濃厚なタレが美味しかったです。
さいごに
月餅はかなり甘いので、少しづつ切り分けて、濃い目のお茶と一緒にいただくのが美味しいと思います。
季節限定のお菓子ですので、この時期にマレーシアに来たら、ぜひトライしてみてください。
日本のものも甘さ控え目で美味しいですね。
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