10歳になって判明した【不思議の国のアリス症候群】

眼に異常はないのに、モノの一部が急に大きく見えたり小さく見えたりする「不思議の国のアリス症候群」。

最近になって(10歳になって)、うちの子もこの症候群だと判明しました。

判明したというと大袈裟だけれど、本人は小さな頃からそれが普通だと思っており、悩んでもいないんですが、親の私がそれを知ったということです。

不思議の国のアリス症候群

「不思議の国のアリス症候群」は以前日本のテレビ番組(ザ!世界仰天ニュース)でも取り上げられたようで、割とよく知られるようになった症状のようです。

ウィキペディアによると、、

不思議の国のアリス症候群(ふしぎのくにのアリスしょうこうぐん、Alice in Wonderland syndrome、AIWS、アリス症候群)とは、知覚された外界のものの大きさや自分の体の大きさが通常とは異なって感じられることを主症状とし、様々な主観的なイメージの変容を引き起こす症候群である。 この症候群の名前は、ルイス・キャロルの児童文学『不思議の国のアリス』で薬を飲んだアリスが大きくなったり小さくなったりするエピソードに因んで、1955年にイギリスの精神科医トッド(英語: John Todd)により名付けられた[1]

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E6%80%9D%E8%AD%B0%E3%81%AE%E5%9B%BD%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%82%B9%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4

症状が深刻で悩んでおられる方も多いようで、こうやって病名を知ることで、自分だけではないと安心できる方も多いのだとか。

典型的な症状は、

  • モノの一部が大きくなったり小さくなったりする
  • 音が大きく聞こえたり、小さく聞こえたりする
  • 空間が歪んで見え、距離感がおかしくなる
  • 色覚異常       
  • 幻覚症状         など

「不思議の国のアリス症候群」を発症する年齢は多くが子ども(幼児から小学生)で、一過性のものですが、大人になってもずっと発症し続ける方もおり、その場合は偏頭痛を合併していることが多いのだそう。

「不思議の国のアリス」作者のルイス・キャロルも偏頭痛持ちで、このお話は自身の体験を元に書かれたものだと推測されています。

うちの子の場合

うちの子の場合、症状の多くはモノの一部の大きさが変化するものです。

授業中、先生の顔が大きくなったり、小さくなったり(顔だけ変化して体はそのまま)、教科書の特定の文字だけが大きく飛び出して見えたりするようです。

物心ついた頃からずっとこういった症状があったようですが、みんなもそうだと思っていて特に口にはしなかったようですが、最近「あ、またズームイン、ズームアウトが始まった〜」と口にしたことで私が知ることになりました。

今、思えば幼稚園に入園したばかりの頃、「みんなの声が急にうるさくなることがあって耐えられない」と一時期悩んでいたことがあったんですが、あれも「不思議の国のアリス症候群」だったのか、、。

また1、2歳の頃は夜驚症(やきょうしょう)が酷く、ほとほと困り果てていたこともあったんですが、あれもこの症状だったのかもしれない、、明らかに何かを見て怯えていたように見えましたから。

夜驚症(やきょうしょう)とは寝ている子どもが突然泣き出したり、おびえたり、悲鳴を上げてパニック状態になったりすること。

高熱を出すと、熱せん妄の症状が出て、そこにいるはずのない虫や動物が見えると訴えるのも、この症候群と関係しているのかもしれないと思い始めました。

多くの場合、成長とともに症状がなくなっていくようですので、様子を見ていきたいと思います。

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エカの南国主婦ライフ
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