日本人の口臭は酷い?口臭予防のためにできること

たまに日本に帰省すると気になることがあります。

それは、日本人の口臭です!

私だけかもしれませんが、何故か日本人以外で口臭の酷い人に今まで会ったことがありません。

臭そうに見えるマレーシア人のおじさん(ごめんなさい、失礼!)でも、体臭はあっても口臭はないです。

サンスターが出した動画を観てみてください。

これ結構あるあるだと思うんです。

いろいろ調べてみると、なんと意外にも口臭があるのは女性の方が多いそうです。

私も他人事ではありません。

口臭についてちょっと勉強したので書き記しておきます。

食後すぐの歯磨きはNG

小学生の頃、給食後に皆んなで一緒に歯磨きをしていた思い出がありますが、食後の歯磨きはNGです。

食事後の口の中は酸性になっており、歯の表面のカルシウムやリンが溶け出し、歯は柔らかい状態になっています。

でも分泌される唾液の力により、30分以上かけて歯は元の硬さに戻っていきます(歯の再石灰化)。

それなのに食後すぐに歯磨きをしてしまっては、柔らかい状態の歯は傷つき、大変なダメージを負います。

食後にするべきことは、フロスや歯間ブラシを使って歯と歯の間にある歯垢(プラーク)を取り除く、プラークコントロールです。

歯と歯の間が綺麗になれば、唾液が歯全体に行き渡ります。 


この本は衝撃的なタイトルですが、唾液の大切さがよく分かり、勉強になりました。

 食べたらすぐに磨いてしまう日本人の習慣が口臭に繋がっていると分かりました。

また著者は「日本人に寝たきりが多いのは、歯が原因」と言い切っています。

女性はホルモンバランスの影響で口臭が強くなる

女性の方が口臭の酷い人が多い理由は、女性ホルモンと歯周病の関係が強いからだそうです。

女性ホルモンが分泌されるのはいいことだと思っていましたが、口内環境にとってはマイナスになるとか。

歯周病は卵胞ホルモンを栄養源に増殖をするというのです。

歯周病は口臭をもたらします。

そうは言っても、歯周病の直接の原因は歯垢(プラーク)にあります。

歯垢(プラーク)さえきちんと除去しておけば、女性ホルモンの影響を受けたとしても歯周病を防ぐことができるのです。 

病的な口臭は病気の可能性あり

私の父の話ですが、以前胃がんの疑いがあり、検査入院をしたことがあります。

その頃の父の口臭はそれは酷いものでした。

幸いにも胃がんではなかったのですが、ピロリ菌が異常に多いということで、医者からピロリ菌を撃退する薬を処方されました。

不思議なことにピロリ菌が除菌されることで、父の病的な口臭がなくなったのです。

病的に臭い場合は身体のどこかに異常をきたしている場合があるので、病院で診てもらった方がいいと思います。

父のような消化器系の病気、また糖尿病、肝臓疾患、呼吸器系の病気などが原因で起こる口臭があるようです。 

また唾液の減少は、身体の不調を招くので要注意です。


口臭を防ぐために

今回いろいろ調べて普段の生活で出来そうな口臭予防を挙げます。

  • プラークコントロール歯垢を除去水分補給をしっかりして、唾液の分泌を促す
  • 朝起きてすぐに歯を磨く(就寝中に細菌が増えているので)
  • 発酵食品で腸内環境を整える
  • 定期的に歯医者でクリーニングしてもらう

 

さいごに

歯のケアをすることは、虫歯や口臭を防ぐだけでなく、健康を維持するために大切です。

将来、寝たきりにならないためにも、プラークコントロールを毎日の習慣にしたいですね。

コメント

  1. Marskoin より:

    こんにちは!
    全くの同感です。
    アメリカ人で口臭が気になることはなかったのに、日本に戻ると講習を感じてました。
    http://www.marskoin.com/entry/2018/12/19/070000

  2. ekanan より:

    Marskoin (id:Marskoin)さん
    コメントありがとうございます。
    アメリカはオーラルケアを徹底していて、意識が高いイメージですね。

エカの南国主婦ライフ
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