チャイニーズニューイヤーで頂いたみかんがまだあるので、ずっとやってみたかった「焼きみかん」と「茹でみかん」を作ってみました。
みかんは、火を通すと甘ーくなって栄養価も高まるというから驚きです。
みかんに火を通すと栄養価が高まる訳
みかんには、「β-クリプトキサンチン」という抗酸化力が強く、メラニン色素を抑える働きのある成分が多く含まれています。
しかも普段は食べない皮にこの「β-クリプトキサンチン」は多く含まれており、加熱することで皮から栄養分が果肉に染み込むのだそうです。
東北や北陸、九州などでは、冬にストーブでみかんを焼いて食べる地域もあるようですね。
焼きみかん
みかんをオーブンかトースターに入れ、10~15分くらい焼きます。
(皮が破れて果汁がこぼれてしまいました。。)
少し冷ましてから、切って食べました。
中の薄皮も柔らかくなっていて、すごく甘くて美味しいです。
みかんの中の皮についている白いスジは食物繊維の一種「ペクチン」で、加熱すると組織が分解されるのです。
無農薬のみかんなら外の皮も柔らかくなってそのまま食べれるそうです。
みかんの皮は「陳皮 ちんぴ」と言って、漢方として使われるくらい栄養があります。
茹でみかん
みかんを熱湯で2~3分茹でます。
そのあと流水で少し冷ましてから食べます。
焼きみかんと同様に皮が柔らかくなってスルッと剥けます。
こちらも甘くて美味しいです!
なお、茹でたお湯は捨てないでくださいね。
剥いた皮を更に15分くらい茹でた汁は、掃除に使えます。
みかんの皮から溶け出した「リモネン」という天然油が、フローリングやレンジ周りの掃除に役立ちます。
艶出しにもなるのでお勧めです。
さいごに
みかんは加熱すると、皮の栄養が果実に浸透して栄養価が増します。
今度は無農薬のみかんで皮ごと食べてみたいです。
美容効果が期待できるほか、風邪予防にもなるので加熱したみかん、お勧めです。
コメント