一時期日本でココナッツシュガーが流行りましたが、ここ東南アジアではいろんな料理やお菓子に多用されておりスーパーで簡単に手に入ります。
ココナッツシュガーはGI値が低く、ミネラルが豊富に含まれているので白砂糖の代わりに是非使って欲しいお勧めのシュガーです。
ココナッツシュガーとは
ココナッツシュガーは、ココナッツではなく花蜜を煮詰めて作った砂糖です。
ココナッツの味はしませんのでご安心を。
味はコクのある黒糖 にそっくりです。
日本で人気が出た理由は、GI値が低いことと、カリウム、マグネシウム、リンといったミネラルが豊富に含まれているからです。
そして海外セレブやモデルがこぞって紹介したことも人気が出た理由でしょう。
GI値とは、ブドウ糖を100として食後の血糖値の上昇を示す指標のことです。
GI値が高いということは、インシュリンが大量に分泌されるので、すい臓にその分負担がかかるということです。
各砂糖のGI値は、、、
- グラニュー糖……………110
- 上白糖………………………109
- 黒砂糖………………………99
- ハチミツ……………………88
- ココナッツシュガー……35
参照
ココナッツシュガーは、格段にGI値が低く血糖値が上がりにくいのです。
でも糖分に変わりはないので、取り過ぎはもちろん害になります。
パームシュガーとの違い
ココナッツシュガーとよく似ている砂糖にパームシュガーがあります。
こちらは ヤシ科のサトウヤシの樹液を煮詰めて作られた砂糖です。
マレーシア土産として有名な「グラ・マラッカ」はパームシュガーになります。
パームシュガーもココナッツシュガー同様にGI値が低く35、ミネラルも豊富に含まれています。
味もココナッツシュガーとあまり変わりません。
こちらは塊で売っていることが多く、包丁で削ったり、溶かしてシロップにして使います。
シロップとしても商品化されており、これは使い勝手がよくお土産にしても喜ばれます。
いつも私の母はこのシロップをリクエストします。
(日本では「ココナッツパームシュガー」と曖昧な商品名のものも多くあるようです。)
ココナッツシュガーの使い方
普通のお砂糖と同じように料理やお菓子に使えます。
ただし茶色に色はつきます。
意外にも和食や中華にもとても合い、煮物を作ると優しい甘味とコクがありとても美味しくなります。
ココナッツシュガーと醤油は相性が良いのです。
またコーヒーに入れると風味が引き立つのでお勧めです。
どんな食材にも合い、まろやかなので日本人の口に合う味だと思います
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