ハーバード大学式スープは、けっこう前から流行っているので知っている方も多いと思いますが、免疫力アップやアンチエイジングに効果的な野菜スープです。
(頭を良くするスープではありません。)
やはりウイルス対策の基本は、免疫力のある元気な身体です。
子どもに手洗いやマスク着用を徹底させても、結局いろんなところを触るし、その手で顔も触る。。
やはり基本的な食事で免疫力をつけるのが1番だと感じています。
ハーバード大学式スープとは?
ハーバード大学医学部内科元准教授の高橋弘氏が考案した、天然の機能性成分「ファイトケミカル」をたっぷり含んだ野菜スープです。
「ファイトケミカルスープ」とか「命の野菜スープ」などとも呼ばれています。
ガンや生活習慣病、心筋梗塞などの患者さんが薬だけに頼らない治療をするためにこのスープの飲用が勧められているそうです。
ファイトケミカルは、優れた抗酸化作用があるとして注目されており、免疫機能の向上が期待できます。
また若返り効果があるとして、美容通の間で人気のスープのようです。
ハーバード大学式スープの作り方
作り方はとても簡単!
玉ねぎ、人参、かぼちゃ、キャベツを水から煮るだけです。
《材料》
- 玉ねぎ 100g
- 人参(皮付き) 100g
- かぼちゃ(皮付き) 100g
- キャベツ 100g
- 水 1ℓ
材料を全て一口大に切り、鍋に入れます。
人参とかぼちゃは皮は剥きません。
水は約1ℓ、野菜がひたひたに浸かる量です。
野菜の有効成分が飛ばないように蓋がしっかり閉まるホーロー鍋がお勧めだそうですが、ないので普通の鍋を使用しました。
また玉ねぎの外皮やヘタ、人参のヘタもダシパックに入れて一緒に煮ると効果的だそうです(私はダシパックがないし、オーガニックの玉ねぎではないのでやめました。)。
水から煮て、沸騰してから約20分煮るだけです。
味付けはしません。
ポイントは“蓋は途中で開けない”ことです。
ファイトケミカルが蒸気になって逃げてしまうのを避けるためです。
気になる味は?
ハーバード大学式スープは基本的に味付けはしません。
寂しいかなと思いましたが、野菜の甘味が美味しく感じられ、優しい味です。
マレーシア人の夫は「肉のないマレーシアのABCスープだね」と言って飲んでいましたが、やはり物足りないので塩とコショウを足していました。
最初は味付けなしでも飲めましたが、毎日となるとやはり飽きるので、いろいろアレンジしたほうが美味しそうです。
高橋氏は、「慣れない場合はショウガや黒胡椒、カレー粉、ハーブなどを入れてもよい」としています。
アレンジレシピ
基本は味付けなしですが、塩やしょうゆなどを少し足してもいいということなのでいろいろアレンジしてみました。
(重篤な病を患っているなら味付けなしの基本スープを飲んだほうがいいのでしょうが、そうではないのであまり気にせず好きな味付けで作ってみました。)
味噌汁
味噌は通常の味噌汁に入れる半分以下で十分美味しいです。
野菜の出汁が出ているので、ダシは特に加えませんでした。
物足りない時は、かつお節を上から振りかけてもおいしいです。
ミルクスープ
基本のスープにキノコとベーコン、牛乳を少し加えてシチューにしました。
子どもが喜ぶメニューです。
これにカレー粉を加えて、カレースープにしても美味しかったです。
鶏手羽とゴボウ入り中華スープ
基本の材料に鶏手羽とゴボウ、舞茸を加えてオイスターソースで味付けしました。
これはほぼ「マレーシアのABCスープ」になります。
さいごに
我が家では、普段から野菜出汁の効いた薄味の「マレーシアのABCスープ」を飲んでいるので、それほど違和感なく飲めていますが、味が物足りないと思う方もいるかと思います。
きのこ類や薬膳ハーブなどを加えるとまた違った味が楽しめるので、いろいろアレンジするのもお勧めです。
個人的には味噌を加えるのが一番好きです。
↓ YouTube はじめました~
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