【自在力(塩谷信男著)】正心調息法と大断言・これから来る難事を乗り切るために

自在力』(塩谷信男著・サンマーク出版・1998年)は20代の頃に読み、当時何度も読み返した大好きな本のひとつです。

最近ふとこの本がまた気になり読み返しているんですが、私にとってまさに今読むのにふさわしい本でした。

マスク生活が続く今だからこそ、深い呼吸の大切さを改めて実感するとともに、そこから得られる正しい心のあり方も再認識することができました。

また本の後半には地球のカタストロフィ(大破壊)についても触れられています。

『自在力』(塩谷信男著・サンマーク出版)

自在力』は医学博士である塩谷信男氏(1902~2008)が96歳の時(1998年)に執筆した本です。

塩谷博士は子どもの時から病弱で、一時は親が葬式の準備までしたくらい病気との闘いの日々だったようですが、自ら考案した呼吸法『正心調息法』によって健康を保っていらっしゃいました。

ゴルフでは65歳のときにシングルプレイヤーになり、94歳で3度目のエイジングシュート(自分の年齢かそれ以下のスコアでワンラウンドを周ること)を達成し、100歳まで講演や執筆活動をされていたというのですから驚きです。

病弱であったからこそ健康への思いが人の何倍も強く、独自の呼吸法を確立したとのこと。

(*塩谷博士が亡くなった後は「 正心調息法 ネットワーク」という団体がこの呼吸法を普及していますが、塩谷博士の『組織は作るべきではない』という方針を遵守して活動されています。)

正心調息法

『正心調息法』とは正しい心(正心)で深く腹式呼吸(調息)をすることです。

塩谷博士によると『現代人は息はしているが、呼吸をしていない』状態とのこと。

今は2年以上も続くマスク生活でさらに呼吸が浅くなってしまっていますよね、、。

『マスク酸欠』になりやすい今だからこそ、意識して深い呼吸を心がける必要があるなと思いました。

充分に酸素をとれば痴呆症も防げると書いてあります。

正心

まず正心とは、、

  1. 物事を全て前向きに捉える
  2. 感謝の心を忘れない
  3. 愚痴をこぼさない

これは呼吸法を行なうときだけでなく、日頃から実践すること。

言葉にすると簡単だけれど私にはかなり難しいなあ、、。

調息

詳しいやり方は上で紹介したサイトに詳しく載っていますし、ネットで検索すればたくさん情報があります。

簡単に説明すると、、

  1. 息を鼻から吸っていったん止める
  2. 下腹部に力を入れ、お尻をすぼめる
  3. 息を鼻から吐く
  4. 小さな呼吸を1つする

これを25回繰り返します。

正心調息法と宇宙無限力で健康と幸運を引き寄せる

おそらく深い腹式呼吸(調息)だけでも充分健康になるとは思いますが、そこに正心の三原則を取り入れることで、心身ともに真に健康になれるということです。

さらに面白いことに、この正心調息法を行なうことで自分の願望が実現しやすくなるということ。

宇宙無限力の存在に気づき、それを呼吸法に取り入れることによって体の健康だけでなく、知と心の健康もかなうようになった。

宇宙力を体内に収束し、目的に向けて放射する。

それで想念も健康も実現できる。

大事なのは、願望を叶ったものとして強くイメージすることだそうですが、これって今で言う『引き寄せの法則』ですよね。

『自在力』を読むと信じられないような奇跡がたくさん起きています。

お金もかからないしどこでもすぐに実践できるものですので、素直に実践してみるといいですね。

大断言で大難を小難に

本の後半で塩谷博士は『地球のカタストロフィ(大破壊)』についても触れています。

これは博士が45歳の時に古代霊である大峯さんから聞かされた予言とのこと。

(こういった予言の話はある種の宗教みたいで毛嫌いする方も多いとは思いますが、先に書いたように塩谷博士は『組織を作るべきではない』とおっしゃっていますから宗教にはなりえません。)

まず予防法も治療法もない難病が流行する。飢饉もやってくる。

人間は青いものなら何でも食べなくてはいけなくなるような大飢饉もくるだろう。

さらには地震、噴火、津波などの大規模な天災が地球を襲う。

本の中ではカタストロフィは2007年ごろ起きると記されており、当時は予言が外れたんだろうと思っていましたが、、時期がずれたのでしょうか。

書いてある内容はまさに今の状況、もしくはこれから始まるであろう事に思えてなりません。

ここにある『難病』がはたして『新型コロナ』のことなのか、それともこの後に新たな病原体が出現するのか、、(ビルゲイツ氏はコロナ後に新たなパンデミックが来ると言っていますしね。)

カタストロフィの予言については、日月神示やヨハネの黙示録などの古文書にも終末予言はあるので何も目新しいことではありません。

塩谷博士はカタストロフィという難事を乗り切るために『大断言』の必要さを強調しています。

大断言とは正心調息法の最後に行なう静息のときに断言する言葉です↓。

『宇宙の無限の力が凝り凝って(うちゅうのむげんの ちからがこりこって)

真の大和のみ世が成りなった』(まことのだいわの みよがなりなった)

塩谷博士はこの大断言を行うことで、カタストロフィを未然に防ぐ、もしくは最小限に食い止めることができるだろうと述べています。

まさに言霊の力ですね。

私はこの本を読んだ当時は毎日、正心調息法と大断言を行っていたんですが、結婚出産を経てなぜだかすっかり忘れておりまして、、でもまたこの本を読んだのも偶然ではないはず。

塩谷博士の遺言だと思って、微力ながら世界平和のための祈りの言葉の断言をまた始めました。

いつもより長いブログになってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント

  1. ナタリー より:

    Kindleででていたので、買ってみました。
    読むのが楽しみです。
    呼吸法で、頭がリセットされるような気がするので、試してみます!!
    ご紹介ありがとうございます。

エカの南国主婦ライフ
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