子育てをしていると、自分が子どもだった頃と随分違うんだなあと思うことがよくあります。
その中の1つが傷の治し方。
家庭で治せる程度の傷の場合は、消毒せず、水で洗うだけでよいそうですね。
そのほうが早く綺麗に治るのだとか。

消毒液は必要ない?
私が子どもの頃は、「オキシドール」とか「マキロン」などの消毒液が家の救急箱に常備されていました(多分今でも実家にあるはず)。

すごいしみるので子どものときは消毒するのが恐怖だったなあ、、。
昔は、傷をすぐ消毒して、乾かし、カサブタを作って治すのが常識だったと思うんですが、今は違うようです。
日本の学校の保健室では、消毒液を常備していないところも増えているそうです↓。

マレーシアでは学校でも家庭でも黄色い消毒液を常備しているところが多いかな。
先日、子どもが学校で転んで軽い怪我をし、先生に手当てをしてもらって帰ってきたんですが、手も脚も消毒液の黄色に染まっていました。
マレーシアの消毒液は黄色くて、なかなか色が落ちないんです。
傷は消毒しないで治す
最近は、傷は消毒しないほうが早く治ると言われています。
(*この場合の傷とは「家庭で治せる程度の傷」であって、深い傷や異物が残っている場合は違います。
その場合はもちろん、消毒が必要だし、病院で手当を受けたほうがよいでしょう。)
消毒液は傷口についた細菌を殺す効果がある一方で、その傷口を治そうとする細胞も殺してしまうのだとか。
だから傷は消毒せず、水で洗い流すだけ!
ネットで検索すると多くの病院のホームページに書かれているので、もうすでに常識となっているようです。
モイストヒーリング
そして、傷を水で洗い清潔にしたら、患部を乾かさないことがポイント!
傷口から出てくるジュクジュクした液体は、傷を治す細胞を増やしてくれるからです。

カサブタを作らないほうが早く綺麗に治せる!
この方法はモイストヒーリング(湿潤療法)といって、一般的になっているようですが、、カサブタを作らないようにするのってなかなか難しいですよね、、。
傷パットで覆ったり、ワセリンを塗ってガーゼで覆ったりしていたんですが、結局、子どもの膝には立派なカサブタができちゃいました。
自分の傷ならまだしも、子どもの傷は学校にいる間に乾いてカサブタができちゃいますから。
まあその辺はあまり気にせず、とりあえず消毒液を使うのは止めにしました。
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