今年マレーシアの中華学校小学校2年生になるうちの子どもですが、今中国語で九九を覚え始めました。
幼稚園でもやっていたようですが、本格的に覚え始めたのは最近です。
子ども曰く、日本語より中国語のほうが覚えやすいとのこと。
音が短くて覚えやすい中国語の九九
私はもちろん日本語で九九を覚えたので、日本語のほうが覚えやすいと思っていましたが、なるほど中国語の九九のほうが音が短いので、リズミカルに覚えられます。
例えば、3× 7= 21 をそれぞれ日本語と中国語で書くと、、
日本語; サンヒチニジュウイチ
中国語; サンチーアースゥイー
となります。
文字で書くとそんなに違いませんが、実際に口に出すと中国語のほうがテンポがよくて耳に残りやすいです。
中国語を習う方は九九から入ると覚えやすいかもしれませんね。
普段日本語を話すうちの子ですが、日本語の九九は数字の言い方が変わるので覚えにくいと言います。
3の段でも3×6 になると今までサンと言っていたのにそこだけサブ(サブロク)に変わりますよね。
7(シチ、ヒチ)も言いにくいそうです。
まあ覚えやすい方で覚えたらいいでしょう。
ちなみに中華系マレーシア人の夫は、中華学校には通っていないので、マレー語で覚えたそうです。
英語もだけれど、マレー語は音節が増えて覚えるのは大変そう。。
英語では12×12まで覚えるらしいのですが、ひたすら暗記ですね。。
九九を覚えない国もある
この記事を書くにあたって他国の九九について調べてみたのですが、なんとフィンランドは九九を覚えず、電卓を使わせるそうです。
九九を覚える時間をエクセル教育に使った方がいいという考えのようです。
学力世界一のフィンランドでは「九九」を暗記せず、「電卓」を使う(シェーン・スノウ) @gendai_biz
ムダな努力をやめたほうが、成功への道は近づく――気鋭の若手ジャーナリストが、膨大な事例を取材し、このことを証明した本が全米で話題になっている。本書の中から、学力世界トップのフィンランド人学生が、九九を覚えない理由について解説された章を特別公開。
個人的には九九は覚えておいて損はないと思うのですが、フィンランドのように計算能力に重点を置かない国もあるのですね。
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