マレーシアに住むようになってからハーブや生薬がとても身近になりました。
レモングラスもその1つです。
スーパーで安く簡単に手に入るのでよく料理に使っています。
なんといってもあの香りがたまらなく好きなんです。
レモングラスとは?
レモングラスはイネ科オガルカヤ属の多年草で、レモンよりレモンらしい香りがあるので料理の風味付けやお茶としてよく使われます。
タイのトムヤンクンスープには欠かせない材料の1つです。
日本では緑の葉の部分をよく見かけますが、こちらで一般的に売られているのは茎の部分です。
どうやら品種が違うようです。
レモングラスの効能
消化促進
食べすぎて胃もたれや胸焼けを起こした時、私はレモングラスティーを飲みます。
すぐに胃が楽になるのが実感できます。
食前や食中にレモングラスティーを飲むと消化を助けてくれます。
デトックス効果
レモングラスは利尿作用が強く、身体の毒素を尿と一緒に排出してくれます。
尿酸値の高い方にもお勧めです。
またコレステロールの吸収を抑えてくれるのでダイエットにも最適です。
リラックス効果
レモングラスに含まれるシトラールという成分にはリフレッシュ効果があります。
また血管を広げて血流をアップさせる効果もあるので、冷え性の改善も期待できます。
そしてこのリフレッシュ効果は、鬱病の予防にもなるのです。
殺菌、抗菌作用
レモングラスには強い殺菌作用があるので風邪の予防にもなります。
また乳癌の癌細胞の成長を遅らせるとして研究が進んでいます。
女性ホルモンを活性化する
エストロゲンの分泌に働きかけるので、女性ホルモンのバランスを整え活性化させます。
レモングラスは女性に特にお勧めのハーブです。
上記の効果は美肌効果にもつながります。
(注意:妊娠中の方は子宮が収縮しやすくなるので避けてください。)
レモングラスの使い方
私のお料理での使い方を紹介します。
チキンスープに
レモングラスとネギ、手羽先を一緒に入れて煮込むだけです。
味付けはオイスターソースやしょうゆなどお好みで。
ナンプラーを入れるとよりアジア風になります。
野菜炒めに
茎の皮を剥いて中の柔らかい部分だけを使います。
刻んだレモングラスをお好みの野菜と炒めるだけです。
唐揚げに
これも茎の柔らかい部分を刻んで使います。
いつもの唐揚げの下味に混ぜてみてください。
風味豊かなアジア風唐揚げに変わります。
お茶として
そのままお湯を注いでも良いですが、煮出したほうが私は好きです。
5分ほど煮出すだけで簡単にできます。
お好みで蜂蜜を入れると飲みやすくなります。
ホットでもアイスでもどちらでもお好みで。
また野菜炒めや唐揚げの時に、レモングラスの皮を剥いて中身だけ使いましたが、外側の皮はお茶に使えるので捨てないで使いましょう。
さいごに
レモングラスはお料理にプラスするだけで、風味も増し、健康効果も高まるのでお勧めなハーブの1つです。
レモングラスティーが一番手軽だと思います。
レモングラスで日々の疲れを癒してリフレッシュしてみませんか。
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