私は独身時代、産婦人科医である池川明氏の本を数冊読んでいたので胎内記憶についての知識は多少ありました。
池川明氏といえば、「胎内記憶」に関する第一人者として知られています。
この記事では、我が子が生まれる前の記憶について話してくれたときのことを少しお話しします。
科学的な根拠は全くありませんので、こういったことがあったんだ〜くらいの軽い気持ちで読んでくださいね。
胎内記憶とは?
胎内記憶とは赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいた頃、もしくはそれ以前の記憶のことです。
大きく分けると3つあるそうです。
1、胎内記憶(お母さんの胎内にいた時の記憶)
2、誕生記憶(生まれた時の記憶)
3、中間生記憶(受精する前の記憶)
池川氏によると約3割の子どもにこれらの記憶があり、成長するにつれ忘れていく子がほとんどだということです。
中には大人になっても覚えている人がいるそうです。
面白い事に細かい内容は子どもそれぞれで違いますが、大まかな内容は似通っているという事です。
必ず出てくるのは、子ども自身が母親を選んで生まれてきているということです。
胎内記憶を聞き出すのに良いタイミング
子どもから胎内記憶を聞き出すには、話が上手になり始めた2〜3歳頃がベストです。
お風呂に入ってゆったりしている時や寝かしつけをしている時など、親子でリラックスしている時が良いタイミングだそうです。
唐突に話し始める子もいるので、よく耳を傾ける必要があります。
我が子の場合
出産する前は胎内記憶をいつか聞いてみたいと思っていたのですが、いざ出産してみると毎日が大変ですっかりそのことは忘れていました。
でもイヤイヤ期真っ盛りの2歳半の時にそのタイミングはやってきました。
いつものように絵本を読んでから寝かしつけをしていた時、我が子が「おかあしゃん、だいすきだよ」と言ったのです。
その時、急に胎内記憶のことを思い出した私はちょっと聞いてみました。
以下がその会話です。
子ども:「おかあしゃん、だいすきだよ」
私: 「お母さんも大好きだよ。生まれてきてくれてありがとうね。」
子ども:「うん、おかあしゃんのことずっとみていたんだよ。おかあしゃんがすきだ
から、このおうちにしたんだよ。」
私: 「そうなんだ、ありがとう。生まれる前はどこにいたの?」
子ども:「おおきいおじいさんといたの。おじいさん、こわい。でもやさしいの。」
私: 「それで どうやって生まれてきたの?」
子ども: 「おほしさまになったの」
私: 「お星様になって飛んできたの?」
子ども: 「ううん、あるいてきたの。ばあばのとこもいったよ。」
我が子の場合、どうやら中間生と呼ばれる記憶を話してくれたようです。
おそらくお腹に宿る前の記憶です。
というのも私は妊娠する直前に光の球がお腹に入ってくる夢を観たのです。
この光の球が子どもの言う「おほしさま」かもしれません。
そして、これは後から知ったのですが実家の母(ばあば)も同じように光の球がお腹に入ってくる夢を観たそうです。
宿る前に様子を見に来たのでしょうか。
子どもにこの話をしたことはないので、作った話とも思えません。
他にも一緒にいたお友達のお話も教えてくれました。
お友達は違うお家に行って今はどこにいるかは分からないとのこと。
いつか親友として、または伴侶として出会うかもしれません。
我が子が話してくれたのはこの時1回だけです。
子どもの話を聞いて
当時子どものイヤイヤ期が酷く、疲れていた時にこの話を聞くことができて私はとても幸せな気持ちになりました。
私を母として選んできてくれた我が子が前よりも一層愛おしくなりましたし、その後の子育てに影響を与えたことは言うまでもありません。
胎内記憶に関してはネットで調べると否定的な意見も多く、それを検証しようとする方もいらっしゃいますが、正直私は胎内記憶が本当かどうかなど、どうでもいいと思います。
こんなに温かい気持ちにしてくれた我が子に感謝しかありません。
ちなみに6歳になった今、自分が話した内容は全く覚えていません。
コメント
私も胎内記憶のこと、信じます。池田先生のご本はまだ読んだことがないがありませんが、ネットで動画を検索してみています。興味深いですよね。私の娘も、3歳ごろ、そういうことを話してくれたことがありましたが、今はもう覚えていないそうです。