クリスマス、正月が過ぎると、マレーシアの街はチャイニーズニューイヤー(春節、旧正月)一色になります。
2020年のチャイニーズニューイヤー(春節、旧正月)は1月25日です。
我が子の通う中華小学校も春節の前後は1週間お休みになるので皆楽しみにしています。
我が家も夫が中華系マレーシア人ですので、お祝いの準備に向けてチャイニーズニューイヤー前は少し忙しくなります。
チャイニーズニューイヤー(春節、旧正月)を迎えるためにどんな準備をするのかまとめました。
家の飾り付け
玄関のドアや家のリビングに真っ赤なチャイニーズニューイヤーアイテムで飾り付けをします。
ショッピングモール内にも飾り付けを売る特設会場が設けられています。
蜜柑(みかん)購入
蜜柑(みかん)は中華系にとってラッキーアイテム。
「柑」の発音が「金」と同じで縁起が良いとして好まれているのです。
他家を訪問するときには蜜柑(みかん)を偶数個持っていきます。
またそのお宅から同じく偶数個の蜜柑(みかん)を頂いたりします。
来客用のお菓子の用意
訪れてくれたお客様に出すお茶菓子を用意します。
お店でも買えますが、自分で手作りする方もたくさんいます。
他家を訪れる時にも、蜜柑(みかん)と一緒にこのようなお菓子を手土産として持っていきます。
ハンパーの購入
特にお世話になった方や親しい方には、ハンパーと言われる特別な詰め合わせセットを渡します。
またビジネスにおいてもお得意様や取引先にハンパーを渡すことがよくあります。
ハンパーの中身は、お菓子や酒、お茶などいろいろ種類があります。
アンパオ(お年玉)の準備
アンパオ(お年玉)は、日本では親戚の子どもに渡しますが、こちらでは独身者(大人)や親戚ではない子ども達にも渡します。
アンパオは「紅包」と書き、赤い袋を使いますが、最近では赤だけでなくカラフルなものも増えています。
中には新札を入れます。
金額は親しさによって変わってきますが、近所の子ども達や遠い親戚の子には5〜10リンギット(約150~270円)くらいを渡します。
赤い服の準備
チャイニーズニューイヤーの3日間は赤やピンク、黄色などの明るい色の服を着るのが好ましいとされ、洋服を新調する方も多くいます。
特に赤色は繁栄を表し、縁起が良いので中華系の大好きな色です。
さいごに
チャイニーズニューイヤーの時期は街全体が赤く飾られ、お祝いムードに包まれます。
ショッピングモールではニューイヤーセールも開催されるし、この時期にマレーシアに 観光で来るといつもと違った雰囲気が楽しめることと思います。
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