「清明節」(Qing Ming festival チンミンフェスティバル) は日本でいうお盆。
旧暦の春分の日から15日目(2023年の清明節は4月5日)で、その日を挟んだ前後10日間(20日間)のうちにお墓参りをするのが慣わしです。
ここ数年はコロナの影響もあり行けていなかったんですが、久しぶりに家族でゆっくり行くことができました。
(清明節でのお墓参りの様子を簡単に紹介しますが、やり方は各家庭や地域によって様々です。)
清明節のお墓参り
この時期になると墓地周辺は大渋滞になるので「RELA(レラ)」と呼ばれるスタッフが要所要所に立って交通整理をしてくれます。
墓地に着いたらまず、その墓地の守り神様にお参りをするのが先。
それから墓地に向かいますが、着くとすぐにスタッフがパラソルを持ってきて組み立ててくれます。
私たちが到着したのは午前9時頃ですが、もうすでに日差しがとても強いので助かります。
墓石を綺麗に拭き、個人の好物だった食べ物をお供えします。
ケンタッキーフライドチキンっていうのがなんともマレーシア人らしい。
あとは福建ちまき(バッチャン)と果物。
本当はお饅頭のようなお菓子もお供えしますが今年は用意しませんでした。
墓地の上には色紙を一枚一枚敷いていきますが、故人の上にはカラフルな色紙を、存命の方の側には赤紙を敷いていきます。
ちなみになぜこうするのかは親戚の誰に聞いても不明でした、、だた昔からそうしてきたのだと。
お線香をあげたら、紙でできた紙幣、洋服、靴を燃やします。
これは故人があの世での生活に困らないようにとの思いが込められています。
その後、コインを2枚投げてお供物を食べ終えたかどうかの確認。
コインが表&表、もしくは裏&裏ならまだ召し上がっているのでしばらく待ちます。
コインが表&裏と出たら、もう食べ終えたという意味になります。
お供物は持ち帰り、その後家で私たちも頂きます(墓地の前で頂くのが習わしですが、暑いので持ち帰っていただきました)。
バッチャン美味しかった〜。
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