10歳のうちの息子、普段はふざけてばかりであっぱらぱーなんですけど、たまに凄い気づきをくれるんです。
この子の魂年齢は私より上だなあといつも思わずにはいわれないんですよね。
うちの子に限らず、今の子どもたちは魂年齢が高い子達ばかりだと常々感じています。
子どもがくれた大切な気づき
生きているだけで嬉しい
うちの子が幼い頃、寝かしつけの時に「今日は何が楽しかった?」と毎日私の方から子どもに聞いて、その日の出来事をお話ししながら眠りについていました。
それが幼稚園に入園する頃から、いつしか私が質問される側に変わっていったんです。
10歳になった今は流石に寝かしつけはしませんが、子どもがベッドで音読をするのを横になって聞いています。
そして音読の後はいつも質問タイム。
先日は「お母さん、今日は何が嬉しかった?」と(質問は毎日変わります)。
私がその日あった嬉しい出来事を話した後、今度は息子に聞き返すと帰ってきた返事が意外や意外!
「えーとねーなんか生きているだけで嬉しいんだよね〜」ですって!
今までそんなこと言ったことなかったのに急に言うからびっくりです。
10歳になってから生まれる前の記憶とか神様のことを言い出して、何か変化があったのかなあと不思議に思っています。
また違う日には、たまたまネットで見たホームレスの話をしていた時に、私が「安心して寝泊まりできる家があるってありがたいことだよね」と言うと、、
「お母さん、本当は僕たちはこの地球に生まれてきただけでありがたいことなんだよ」と言われました。
すでに”在る”ことを自覚して感謝することは大事だとはよく聞きますが、まさかこんなふうに子どもから言われるとは思ってもみませんでした。
みんな個性があって特別
この間唐突に言い出したことにも私的には感動。
「お母さん、僕の今のクラスはすごくスペシャルだと思う」って言うのでなぜかと聞くと、、
「だってね、A君はみんなを笑わせるのが得意だし、Bちゃんは勉強がすごく良くできるし、C君は絵を描くのが得意で〜〜」と続き、
「だからこのクラスはスペシャルなんだよ!」。
これを聞いて、いやいやそれを言う君の方こそスペシャルだよと思ってしまった親バカです。
ハッピーエンドで全てよし
うちの子の通う中華学校では、まだマスクの着用がなんとなく続いているんですが、うちの子や何人かのクラスメートはもう着用をやめています。
もちろん朝礼の時など先生に言われた時だけはしていますが。
教頭先生は廊下で会うと必ずマスクの着用を促すらしく、子どもたちが着用したのを確認すると必ずこう言うそうです。
「私は強制はしていませんからね。貴方たちのために推奨しているんですよ。」
私はこれを聞いて教頭先生のこのやらしい言い方に腹が立ったんですけど、子どもはそんなに気にしてない様子なんです。
ある日学校から帰ってくるなり、
「お母さん、あの教頭先生、よその学校に移って校長先生になるんだって!
今日嬉しそうにお別れのスピーチしてたよ。
教頭先生は校長になれてハッピー!僕たちもマスク強制されなくなってハッピー!みんなハッピーで良かったよ〜」。
大人はちょっとしたことで自分が正しいんだと主張してすぐに争ってしまいがちですが、こういう争わない姿勢は学ぶところがありますね。
なんだか教頭先生に腹を立てた自分が恥ずかしくなりました。
きっとこの先生の異動に関係なく、子どもたちは毎日ハッピーでしょうけれど(笑)。
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