マレーシアがロックダウンされてから、毎日少しずつ断捨離に取り組んでいましたが、最近になって「全捨離」という言葉を知りました。
もうゴミ袋何袋分か数え切れないくらい物を手放しています。
そして、こんなに手放したのに全く生活に支障をきたすことはないし、むしろ快適になってきています。
全捨離とは?
「全捨離」とは、櫻庭露樹さんが提唱する運気を上げるための方法で、物を8割手放すことで人生が好転するというものです。
おそらく片付けや断捨離に興味のある方なら、もう知っているかとは思います。
私は知るのが遅すぎたくらい。
櫻庭さんのことはYouTubeでたまたま知ったのですが、観ているともう片付けたくてウズウズしてきます。
「もったいないを取るか、運気を取るか」なんて言われたら、それはもう運気を取ります!
櫻庭さんによると、ほとんどの方は持っているものの2割しか使用しておらず、8割の不用品に囲まれて生活しているとか。
その8割を処分することで家の中の運気を上げていきましょうということです。
そこからが好転のスタートです。
断捨離やこんまり流との違い
「断捨離」は、やましたひでこさんが提唱する、不要な物を手放して自分の生活に調和をもたらす思想です。
物を整理することで自分の心も整理するのです。
また片付けで有名な近藤麻理恵(こんまり)さんは、ときめくものだけを手元に残すやり方ですね。
お二人共に、どちらかというと心に寄り添った優しい片付け方法で、女性向きかもしれません。
櫻庭さんの「全捨離」は、もっと潔いやり方です。
とにかくスピード重視で、1ヶ月使っていない、触っていないものは手放すことを推奨しています。
使っていない物には邪気が溜まると考えるからです。
ホコリも邪気です。
そして不要な物を手放して、床面積を広げることが大事。
床は自分自身を表しているんですって!
それを知ってから床を毎日せっせと水拭きしております。
全捨離を実践してみて
夫と子どもの物は勝手には捨てれませんので、自分のものだけを片付けています。
1年間使っていなかった掃除機も処分しました。
掃除機を捨てたら執着が薄らいだのか、不思議とどんどん片付けが進んではいきました。
それでも、手放すか迷う物もたくさんあります。
やはり、どうしても「いつか使うかも」と執着心が芽生えるんです。
その「いつか」はやってこないのは分かってはいるんですが、執着とは厄介です。
だから櫻庭さんは、潔く考えることなく全捨離を勧めているんでしょうね。
切羽詰まっていて、人生を本気で変えたいと思っているなら手放すかどうか悩んでいる暇はないという訳です。
私は切羽詰まっていないので、執着心が芽生える余地がたくさんあるんです、きっと。
まだまだ私の全捨離(8割手放す)は終わっていません(スピード重視なのに、ゆっくりペースです。。)。
片付けや掃除をしていると、「禅」の境地に行き着くようです。
物を減らし、研ぎ澄まされた空間の中で過ごすことで、目の前のことにより集中できるし、不要なこだわり(執着)がなくなり、心が楽になるとか。
まだ心が楽になったかどうかは分かりませんが、今とてもワクワクした状態であることは確かです。
片付けハイになっているようです。
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