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『バナナ』と呼ばれる中華系マレーシア人

私の夫はマレーシアで「バナナ」と呼ばれる中華系マレーシア人です。

中華系でありながら英語を主に話し、中国語(北京語)を話さない人のことをマレーシアでは「バナナ」と呼ぶのです。

外見は黄色人種なのに中身は欧米人のようだからそう呼ぶようです。

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バナナと呼ばれる中華系マレーシア人

読み書きも含め、夫が完璧に話せる言語は英語とマレー語です。

両親とは福建語という中国語で話しますが、読み書きは出来ません。

中華学校に通っていないので、標準語である北京語は基礎程度でペラペラには話せません。

今の30〜50代にはこういった北京語を話さない「バナナ」と言われる中華系が多くいます。

1960〜1980年代には、英語を重要視する親が多く、英語中心の学校に通う子どもが多くいたのです。

その後、中国語の衰えを心配する声が上がり、中華学校に子どもを通わせる親が徐々に増えていきました。

今は中華系の子どもはほぼ中華学校に行きます。

マレー系やインド系の中にも中華学校に通わせたい親がいるほどの人気です。

それが原因なのかマレーシアの若い世代には英語が苦手な方が増えてきたと言います。

言語で考え方まで変わる?

「バナナ」と言われるのには、言語だけでなく考え方まで欧米化しているからそう言われているようにも感じます。

中国語を主に話す中華系と英語を主に話す中華系とでは、なんとなく考え方や物事に対する姿勢が違うように思うのです。

あくまで私の周りにいる方達の話ですが、マレーシアで中華学校を出て 中華の文化中心で生活している方達は、「中国」に対してとても良い印象を持っています。

マレーシアにいながら中華社会の中だけで暮らしている義両親も中国が大好きで何度も旅行に行っています。

一方、英語中心で教育を受けた夫のようなバナナと言われる方達は、「中国」に対してあまり良い印象を抱いていません。

おそらく情報源とするメディアの違いではないかと思います。

(そういう傾向にあると私が感じているだけで全ての人に当てはまる訳ではありません。)

「バナナ」は差別用語ではない

「バナナ」と聞くとなんとなく「イエローモンキー」を思い起こし、差別用語なのでは?と思ってしまいますが、そうではありません。

本人達も「I’m a banana」と言って、中国語(北京語)を話せないことを自分から相手に伝えます。

多言語な国ならではの表現です。

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