最近マレーシアでは毎日雨が降り朝晩ちょっと冷えるので、体調を崩さないよう薬膳スープを毎日食事に取り入れるようにしています。
薬膳スープと聞くとなんだか作るのが難しそうで手間がかかるイメージですが、材料さえ手に入れれば好きな食材と一緒に煮込むだけなので、とっても簡単です。
私はマレーシアに来てからよく薬膳スープを飲むようになりましたし、家でもよく作ります。
身近な薬膳スープ
マレーシア(特に中華系)の方は食事に必ずといって良いほど、スープをつけます。
大衆食堂(ミックスライス屋)でも簡単なスープが必ずついてきます。
スープは材料次第で効率的に栄養が摂れるので、完全栄養食にもなり得るので便利ですね。
よく行く中華系のスープ専門店があるのですが、そこのメニュー写真が参考になるので家でも真似して作っています。
ケポン地区にあるかなりローカル向けのレストラン(大衆食堂)です。
薬膳スープ以外のおかずメニューも豊富で家庭的な中華が味わえます。
簡単薬膳スープ
レストランで参考にさせてもらっている簡単メニューを紹介します。
レンコンとピーナッツのスープ
ポークリブをベースにレンコン、ピーナッツ、ナツメと一緒に煮込んでいます。
心臓を強くし、血流改善、また食欲増進の効果があると記載されています。
ピーナッツがホクホクで美味しいですよ。
大根とスペアリブのスープ
風邪予防のスープです。
咳や痰を取り除き、お通じを改善するとあります。
オールドキューカンバー(老黄)とスペアリブのスープ
オールドキューカンバーは日本ではあまり手に入りませんが、冬瓜で代用できます。
身体の熱を下げ、デトックス効果があるとされています。
スーパーで手に入るスープの素
マレーシアのスーパーでは色んな種類のスープの素が売られています。
中はパケットになっており、好きな具材といっしょに煮込むだけで本格的な味になります。
スープの素はマレーシア土産としても喜ばれますよ。
味噌汁だって薬膳スープ
上で紹介したスープには全てナツメやクコの実などを使った中華薬膳スープですが、それらが無くても大丈夫です。
それに味噌汁だって充分「薬膳スープ」です。
今まで漢方を使っているものを薬膳だと思っていましたが、季節や体調に合わせた食材を組み合わせたものを薬膳料理というそうです。
キャベツは「食べる薬」と言われ、胃腸の働きを良くし、解毒作用もある代表的な薬膳野菜です。
味噌汁に入れても美味しいですよ。
コメント