2020年12月18日をもって子どもの通う中華学校のカリキュラムがオンラインにて修了しました。
コロナによる休校で実際に学校に通ったのはたったの4ヶ月で、あとはずっとオンライン授業でした。
そして来年1月から2年生に進級します。
わずかな通学でしたが、オンラインも含めて親子で感じた中華学校1年生の感想をまとめます。
覚悟していたほど厳しくはない
周りからは中華学校は厳しい、厳しいと散々言われて、覚悟しての入学でした。
厳しいとは学業面はもちろん校則など規則も含まれます。
近所の中華系ママさんは自分が子どもの頃に中華学校で大変な思いをしたので、自分の子どもは通わせたくないと言っている方も。
幼稚園の先生からも「小学校の勉強はもっと大変になりますよ」とも言われ、本当に心配していました。
ところがいざ入学してみると、たくさんあると言われていた宿題も思ったほど多くないし大変ではなかったです。
むしろ幼稚園時の宿題の方が多くて大変でした。
他のお母さん方の話によると、お遊戯中心の幼稚園に通っていた子どもには中華学校は慣れるまで凄く大変に感じるらしいです。
やはり中華学校に入学するなら中華系の幼稚園で学んでおかないと後から子どもが大変な思いをするのでしょう。
実際、クラスにも一人全く中国語ができない状態で入学して、最初は毎日壁にもたれて泣き続けていたらしいです(うちの子ども談)。
幼い子どもはすぐに慣れるとはいえ、できることなら最初はそういったストレスは無い方がいいですよね。。
気になる体罰は?
宿題をやらないと先生から鞭で叩かれるといった話を噂で聞いていましたが、実際はそんなことはなかったようです。
マレーシアで鞭といえば、藤(ラタン)でできた長い棒で、お店にも売っています。
一年生ですからまだ出された宿題がなんなのか分かっていない子もいるでしょう。
宿題を忘れたら、翌日出すように注意を受けるだけだったようです。
ただし、悪いことをした子どもは先生から手を定規でパチンと叩かれるとは言っていました。
子どものクラスでも、トイレで悪ふざけをした男の子数人が怪我をして、怪我をした子もさせた子も全員前に立たされて先生にパチンとやられたようです。
クラス全員の前で辱めを受けて反省させるといった感じでしょうか。
体罰はありますが、余程のことをした場合だけです。
我が子の通う学校は鞭を使う体罰はありませんが、もしかしたら他の学校ではまだこういった習慣があるのかもしれません。
なんでもランキングの競争社会
わずかに通った4ヶ月の間にいろいろテストやコンテストなどを実施していたようで、上位入賞者は全員名前が発表されました。
算数、科学、英語の歌、中国語の朗読、中国語の硬筆、塗り絵などいろいろ。
また通っていた時も、中国語、英語、マレー語の単語書き取りテストは毎週決まった曜日にあり、何回か続けて満点を取ると先生からちょっとしたご褒美(文房具)がもらえます。
教育に競争は不要と考える方には、中華学校は全く向いていないでしょう。
さいごに
覚悟し過ぎたためか、思ったほど厳しくはなかったというのが1番の感想です。
でも「1年生はまだ序の口。これからどんどん大変になる」とも言われ、このまま厳しい!厳しい!と言われ続けて6年間が過ぎていくのでしょうか。。
まだまだ分かりません。
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