三浦春馬さんが出演する最後のドラマ(遺作)ということで観はじめた『おカネの切れ目が恋のはじまり』ですが、とっても面白いですね。
特に松岡茉優さん演じる九鬼玲子のミニマリストぶり、清貧ぶりに好感が持てます。

ケチじゃない「清貧」
松岡さん演じる主人公の九鬼玲子は1円まで愛おしくお金を使う「清貧女子」です。
一見するとただのケチなんですが、自分の信念をしっかり持っていて、モノを大切に扱う姿に好感が持てるんです。
そして決して贅沢はしないけれど、自分にとっての小さな楽しみをたくさん持っていて、清貧人生を楽しんでいます。
この本を思い出しました↓。
モノを買う時はじっくりと考えて
第1話では、主人公の九鬼玲子が1年前に小道具屋で一目惚れした1680円の豆皿を買いに行くシーンで始まります。
ちゃんとその豆皿をお迎えする準備もして準備万端です。
一目惚れをした時点ですぐに買うのではなくて、1年間何度も店に足を運び、じっくり考えてから買うと決めたようです。
さすがに1年間は長いとは思いますが、いったんその場を離れてじっくり考えることって大切だなと思います。
もう出会わないかもしれない、セールだから、とかついついいろいろ考えてしまいますが、冷静になって必要性を見極めたいものです。
感謝して手放してから新しいモノを迎える
第3話では、九鬼玲子がフリーマーケットでワンピースによく似合うイヤリングを気に入って、周りからも強く勧められる中こう言います。
「アクセサリーは3つまでと決めているので、新しいアクセサリーを迎え入れるためには手持ちのアクセサリーをどれか手放さなければいけません。」
最近は「1イン1アウト」と言って、1つ買ったら1つ手放すというのがミニマリストの常識のようになっていますね。
もちろんモノによるとは思いますが、買ってから手放すのではなくて、先に感謝して手放してから新しいモノを迎える姿勢が素敵だなと思いました。
さいごに
コロナ禍で断捨離を改めて始めて、自分にとって必要なモノを見つめ直す機会がたくさんありました。
そんな時に観たこのドラマは主人公に共感できるシーンばかりでおもしろい!
4話しかないので10月6日にもう最終回です。。残念。
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