BS朝日で放送されている『ウチ、断捨離しました!』はいつも断捨離の基本を学ぶことができるので毎週欠かさず観ています。
今回(2021年2月1日放送)は、「犯人探し、原因探しの断捨離」という考えさせられる内容でした。
断捨離の基準は部屋の広さに合わせる
今回の依頼人は一人暮らしの女性芸人・さくら子さん。
最近は、芸人としての売りが見つけられない悩みがあり、崖っぷち芸人にはなりたくないという理由で断捨離を決めたのこと。
部屋はモノが溢れて散らかっており、引っ越してきたときの段ボールもまだそのままの状態で置いてあります。
さくら子さん曰く「モノを捨てるのが面倒くさい」と、、。
やましたひでこさんがまず彼女にアドバイスしたのは、片付けの基準はモノではなく、この部屋の広さに合わせるということ。
さくら子さんが悩むたびに、空間に基準を戻すことを促していました。
やましたひでこさんは、散らかった部屋から彼女の不安が感じられると言います。
さらに片付けを一緒にしていると、さくら子さんは「自分が片付けられない原因は実家(母親)にある」と言うのです。
そこで番組スタッフはさくら子さんの実家を訪れます。
実家もモノが溢れる汚部屋
なんと、さくら子さんのお母様も「面倒くさい」と同じことを言います。
やましたひでこさんと話すことでお母様も急遽、理想の仕事部屋を作るために断捨離を決行することになりました。
迷った時は目的(理想の仕事部屋)に立ち返ることをアドバイスされていました。
さくら子さんも「片付けをする母親は初めて見た」と嬉しそうでしたが、この後、母娘が険悪な雰囲気に。。
「自分の片付けが苦手なのはずっと家が汚かったせい」と考えているさくら子さんにお母様も憤慨している様子。。
犯人探し、原因探しの断捨離
やましたひでこさんはこう言います。
「2人が片付けられなかったのは、断捨離のやり方が分からなかっただけ。
大事なのは犯人探し、原因探しをしないこと。
この状況をどうするのか解決策を探すことだけ。」
たしかに犯人や原因を探したところで、何の解決にもならないですよね。
心がモヤモヤするだけだわ。。
原因探しばかりしていると心のモヤモヤが増えて、余計に部屋もモノで溢れるという構図かもしれないなと今回の番組を観ていて感じました。
断捨離を無事終えた2人は仕事にも前向きで、いいスタートが切れているようです。
私もついつい意味もなく原因探しをする癖があるので、無駄なことに時間を割くことはやめて解決することに意識を向けようと改めて思わせてくれる内容でした。
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