スティーヴン・スピルバーグ監督の最新作『Disclosure Day (ディスクロージャー・デイ)』を週末に観てきました。
ちょっと英語の理解力に乏しい私ですが(実際に気象解析や宇宙科学、宗教の用語が多い)、それでも充分理解できる内容で、久しぶりに、最初から最後まで飽きずにスクリーンに釘付けになる映画で楽しめました。

共感力(エンパシー)こそが平和への一歩
タイトルが『Disclosure Day (ディスクロージャー・デイ)』ということもあり、「宇宙人の情報開示」に期待を寄せますが、普段から宇宙や未確認飛行物体などにアンテナを張っている人にとっては、新事実という目新しさはなく、物足りなさを感じるかもしれません。
物語の後半になるにつれ「empathy (共感力)」という言葉がよく出てきて、まさにこの映画で伝えたいのは「共感力こそが究極のスーパーパワー(超能力)」だってこと。
気象予報士のマーガレットは、他人の思考や感情がリアルに流れ込んでくる能力を突然開花させて、みんなの心を解きほぐしていくわけなんですが、この共感力、つまり他人に寄り添う思いやりこそが世界を変えていく能力なんだってことが伝わってきました。
マーガレットのこの能力は、子どもの頃に宇宙人にアブダクション(拉致?)されて備わったようで、そのシーンも興味深かった!
宗教感が強いと悩む
映画自体はエンタメ性があって楽しめますが、途中ちょっと重く感じたのは、修道女のジェーンが自身の「宗教観」と「未知の存在の受け入れ方」に悩む場面。
私からすると、わー重いなあー(すみません)となるわけですが、それは私がきっと日本人だから。
一般的な日本人の感覚だと「神が絶対唯一」っていう考え方は基本的にないですよね。
宇宙人こそがかつて我々先祖が「神」と呼んだ存在だったのかもしれないなんて言われたら、そうかもねーなんて、きっと多くの日本人は受け入れることができると思うんです。
でも一神教のジェーンにとっては壮絶な矛盾と悩みが生まれてしまうわけなんですね。
話は変わりますが、京都・蓮久寺の住職・三木大雲氏が、夢のお告げで大黒様から言われた通りに宝くじを購入したら一億五千万円当たった話は有名ですが、その時に大黒様が乗っていたのはUFOだったと仰っていました。
あの話を聞いてから、やっぱり神様と呼ばれる存在って宇宙人なんだろうなあという認識でいます(笑)。
七福神は宝船に乗っている姿で描かれますが、あれって昔の人には宝船に見えた(それしか知らないから)けど、実際にはUFOだったんでしょうねー、なんて。
話は戻って、、これから実際に本格的な情報開示がされるのかはよくわかりませんが、それはさておき、分断の進む今の時代だからこそ、思いやりのある「共感力」こそが平和への一歩だというスピルバーグ監督の意図がよく伝わってくる作品でした。

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