現在ロックダウン中のため、テレビドラマを観たり、読書をする時間が以前よりも増えたんですが、自分でも笑っちゃうくらい、良くも悪くもそれらの影響を受けて生活している自分に気づかされます。
これ心理学で「プライミング効果」というらしいです。
意識するしないに関わらず、必ず影響を受けているので、できるだけ良い環境、良い情報に触れていたいなと改めて思いました。
プライミング効果とは?
プライミング効果とは、事前に与えられた情報が、後の感情や行動に無意識に影響を与えることを指します。
有名なのは子どもの頃によく遊んだ「10回ゲーム」。
「ピザ」って10回言った後、肘(ヒジ)を指差されているのに思わず「膝(ひざ)」って言っちゃう、あのゲームです。
「ピザ」に意識が向いた状態なので、思わず間違えちゃうんですよね。
他にも老人を連想させる単語「白髪、杖、孤独、忘れやすい、しわ」を見せられた人はその後、無意識のうちに歩くスピードが遅くなったという研究結果もあります。
見聞きしたものがいかに人間に影響を与えるかが分かりますね。
最近私が感じたプライミング効果
最近、私が受けていると感じた「プライミング効果」は、まず「パチンコ」という長編小説から。
「パチンコ」はアメリカでベストセラーになった作品なのでご存知の方も多いと思いますが、戦前戦後の在日コリアン家族の物語。
あらすじはここでは省きますが、貧困、差別というどん底でひたすら生き抜ける姿が淡々と描かれており、どんどん引き込まれていく作品なんです。
いま下巻を読んでいる途中なんですが、完全に節約思考になりました。
そして毎日ご飯を食べられることに感謝せずにはいられない、、。
もう1つは「グランメゾン東京」という木村拓哉さんが天才フレンチシェフを演じているドラマ。
数日前に見始めたのですが、フランス料理がどれも美しくて魅了されちゃいます。
そして料理意欲がどんどん湧いてきて、昨日は冷蔵庫にある食材でフランス料理店のまかないのような煮込み料理を作ってみました!
「パチンコ」を読んで節約思考になっている一方で、「グランメゾン東京」を観てフランス料理もどきを作ってみるという、なんとも面白い過ごし方をしております。
簡単に影響を受けてしまう
プライミング効果を効果的に活用したい
本当に自分が思っている以上に、見聞きしたものに影響を受けているので、このプライミング効果を効果的に活用して、毎日を楽しく過ごしたほうがいいなと思うのです。
気持ちが前向きになれる、明るくなる情報や環境に身を置くって大事!
不平不満から遠ざかることは言うまでもなく、自分の発する言葉にも気をつけたいものです。
言葉は潜在意識に強く働きかけるから。
子育て中の私は、子どもにかける言葉のチョイスは意識してポジティブなものにして、子どもにとって前向きになれる環境を用意しよう~!
休校が長引く今は特に大事!
今回自分が受けたプライミング効果を実感して、いろいろな気づきを得られたのでした。
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