マレーシアに住んでいると「ヒカマ」という葛芋(Seng Kuang)を使ったお料理を食す機会がけっこうあります。
日本では見たことも聞いたこともなかったこの不思議な芋なんですが、これほんのり甘くて美味しいのでたまに食べたくなるんですよ。
生で食べても、炒めても美味しい野菜です。

ヒカマ(葛芋 / Seng Kuang)
イオンで購入したヒカマ↓ 480gでRM2.83(約93円) 安いですね。
日本では「ヒカマ」とか「葛芋」と呼ばれているそうですが、日本にいた頃は全く知りませんでした。
ヒカマという名称は、原産国メキシコでの名称「Jikama」から来ているようです。
マレーシアでは「Seng Kuang (センクアン)」という名前で知られて おり、一番メジャー食べ方は、Rojak (ロジャック)というサラダかな。
あとニョニャ料理の Pie Tee (パイティー)や薄餅巻きの Popiah (ポピア)にもヒカマが使われています。
皮は包丁の角を使ってこんな風に剥いていきます↓。
ほとんどが水分でシャクシャクしているので、スライサーで簡単にスライスできます。
ヒカマの栄養素は、、
- 食物繊維
- ビタミンC
- ビタミンE
- 葉酸
- ビタミンB6
- カリウム など

水溶性食物繊維のイヌリンを豊富に含むので、血糖値の上昇抑制や腸内環境の改善に効果があると言われ、美容食材としてよく知られています。
生でも加熱しても美味しい
ヒカマはほんのり甘くて、食感は梨のようにシャクシャクしているのでスライサーで棒状にしたりするとサラダとして食べやすいです。

あとは炒め物。
人参と炒めたものが好きなんですが、この日はなかったので冷蔵庫にあった唐辛子を入れてピリ辛炒めに。

味付けは、きんぴらみたいに醤油ベースでもいいし、オイスターソースで中華炒めでもいいし、クセがないのでいろんなお料理に活用できます。
コメント